石垣市中山市長への不信任決議案 否決

石垣市議会は3月16日、3月定例会最終本会議での中山市長不信任決議案を、否決した。

多勢に無勢である。もともと市政は議長を除き、与党12人、野党9人である。心ある与党の議員がいない限り何回やっても、否決となる。

先日は、石垣市の私有地売却の問題があった。

こちらも多勢に無勢である。どうしても敵わぬ。

不信任案を可決するには出席議員の3/4以上にあたる16人の同意が必要であった。与党議員は一人の欠席があったが、その他全員が反対に回っている。

民主主義の怖さである。多数決の怖さである。

不信任案の前段として、住民投票を実施しなかったことがある。本来1万4千余の署名で直接請求された住民投票を実施しなかった。細かい話は省くが条例の条文から考えて当然行われるべき住民投票であった。

本来の民主主義の当たり前の権利であった。

解釈憲法が問題になって久しいが、解釈自治条例の問題も問われるべきである。解釈というより曲解釈である。

宮古島石垣島が今軍艦島になりつつある。与那国島奄美大島も同じである。

琉球弧に艦隊が並べられつつある。

この言で言えば、沖縄本島は空母である。

言っておくが、これらの艦隊は不沈艦隊であっても無敵艦隊ではない。

逆に考えれば、標的艦隊でしかないのである。

 

石垣島で、また一つ地方自治が壊れた。