北谷浄水場の汚染水

昨日、北谷浄水場の汚染水に関しての会合に出席した。

PFAS問題の課題の一つとして、周知がある。

県民全体の問題、沖縄本島全体の問題、北谷上水道からの飲料水を受けている地域の問題⇒このように飲料水の問題だと考えると対象はどんどん収縮されてしまう。

どうしたら県民全体の問題としてとらえられるのかが、テーマになる。

 

3月6日のPHASに関する県民集会が行われなかったことが、やはり残念である。新型コロナウイルスの問題があり、集会が開けないという事情があるにせよ広く周知を行う大きなチャンスであった。

今後時期を見て県民大会を開催するにしても、それまでは小さな学習会でもよいから各地で行っていかなければならないと思う。

 

北谷浄水場の飲料水の問題は、河川汚染の問題である。

河川汚染問題は、基地公害の問題である。

基地公害の問題解決の一つとして、基地立ち入り検査を行うことが課題である。

この課題の障害となるのが、日米地位協定である。問題点を大きくとらえることが出来る。

もう一つは、取水の問題である。汚染された河川からの取水を止め、安全な原水となる北部ダムからの配水を受ける解決方法である。

これは沖縄県内で解決が図れる方策である。可能性の高い方策である。

 

まだまだ、議論に達するまでの周知がなされていない。

 

今週3月20日午前9時から、フィールドワークが行われる。参加される方は道の駅かでなに集合する。汚染された河川・井戸などを見て回る。

実際に現場に行くと、大きなカニなども死んでいる姿が見られるそうである。

汚染された河川で釣りをしている方もいる。

周知は、必要とされている。