ブルーアクション

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昨日の午前11時から、キャンプシュワブゲート前のテント村で、ブルーアクションが行われた。
新しい県民大会の形として、県内各地での同時スタンディングを行いながらの、集会であった。

ここ辺野古には150人以上の市民が集まった。
その様子はSNS上に配信され、世界にも発信された。

約一年ぶりの辺野古での集会である。
この間、辺野古新基地建設は我が物顔で進められ、その手を弛めることはなかった。
一昨日からは、さらに美謝川の工事も始まってしまったのである。

実際上、この一年で事態は悪化するばかりである。
塩川港でのベルトコンベア使用、大浦湾での超大型のデッキ船の投入、珊瑚移植の強行など、挙げればきりのない状況である。
ただ驚き呆れる事態が繰り広げられていた。

集会では、県内の国会議員・次期衆議院選挙の立候補予定者・市長選の立候補予定者などが、挨拶の言葉を連ねた。
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しかし、これら10人近くにものぼる発言者のなかで、いつも辺野古に来て現場の有志と行動を共にした人物は、オール沖縄の高里鈴代さんだけである。

毎週水曜日に辺野古の現場担当者として、参加をされてきた。
有志としての参加である。

確かにこの一年あまり、参加への強制は出来なかった。
逆に参加への中止がアナウンスされていた。

しかし、現場では監視行動として有志が参加をしていた。

安和桟橋、塩川も同じである。
有志の方々の毎日の、或いは毎週の参加によって現場の抗議行動、監視行動が続けられていたのである。


集会の帰り道に、屋良朝博氏の選挙事務所を訪ねた。
毎週水曜日に安和桟橋・塩川に通っているので、今後はその帰り道に寄って選挙のお手伝いが出来るかの様子見であった。
たまたま辺野古での知り合いの女性が、選挙本部スタッフとして参加をされていたので、話を伺う事が出来た。


屋良朝博氏は軍事情報に強い。
海兵隊の存在意義についても見識がある。

琉球弧のミサイル基地化の問題点にも詳しい。
米軍基地の問題だけでなく、自衛隊のミサイル配備とその日米合同訓練が問題点となってくる。
ある意味、日米合同訓練は米軍マターの軍事を、自衛隊へ引き継ぐための訓練でもある。

米軍自体は中国からの物理的距離を空けてくる。
その穴を埋めるのが自衛隊である。

屋良朝博氏は、沖縄に必要な人材である。

皆さんの参加を呼び掛ける。



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      (昨日の辺野古の海)