十年一日の如く
沖縄における問題に於いて、2つ挙げろと言われれば、辺野古新基地建設の件と日米地位協定の問題であろう。
辺野古新基地建設は、政府の言葉を使うならば『粛々』と進められている。
日米地位協定の改定に関しては『十年一日の如く』変わらずに存在し、運用されている。
なにも変わらず、なにも変えようとしない日本政府がいる。
沖縄から、日米地位協定は沖縄だけの問題ではなく日本全体の問題である旨発信をしているが、本土の反応は薄い。
何故なら、具体的な事例が本土では殆ど起こっていないからである。
日本政府はこの現状に安心し、胡座をかいて沖縄にソッポを向いている。
沖縄の経済が好調だからと言って、陰の部分である日米地位協定への関心が薄まってはたまらない。