放置ベルトコンベヤーの撤去

塩川港に不当に置き去りされていた巨大ベルトコンベヤーが、やっと撤去され始めた。

那覇第2空港建設のために使用されていたとされるこのベルトコンベヤーは、無許可の状態で塩川港に置かれ、メンテナンス作業までされていたようである。

本来であれば、港湾施設使用料も発生してしかるべき放置であり、実際その費用を業者側が払っていたのか、これから払うのかは今の時点では判明していない。

いずれにしても、市民団体による塩川港からの土砂搬出問題追及の中から指摘された事案であり、県側がやっと動いたという構図である。

やはり、沖縄では市民が動かなければ行政が動かない状況が続いている。

PFASの問題解決もそうなのであるが、県側がもっと市民に寄り添う形で問題解決を望めば、いくらでもそれに対して答えていくのが市民である。

決して県民・市民は県にとっての敵ではない。

そこのところをよく県側には理解をしていただきたい。