規制の強化

今週水曜日に塩川港で土砂搬入に抗議をしていた女性が、逮捕された。

翌日の新聞に載っていたので、読まれた方は多いと思う。

 

前回のこのブログで、機動隊の唐突な検問が行われたことを書いた。あの時の機動隊の一方的な主張はマスコミに非難されることもなく、スルーされている。

安和桟橋における市民のデモ・牛歩デモに対して、しびれを切らした機動隊は厳しい規制を敷く。全くダンプの入り口・出口でのデモ行動が封鎖されてしまうのである。

安和桟橋構内にダンプの渋滞が発生し、動きが取れなくなるからである。

この規制に対して、市民側が考え出したのがドードードライブである。車によるダンプの出口前での牛歩である。もちろん一般車両も通る片側二車線の公道での抗議運動であるから、車の流れを読みながら一般車両への悪影響の無い形で行われてきた。

しかし、背に腹を替えられなくなった機動隊は、唐突に検問を行い強制的な警告を私たちに発してきたのであった。

 

その翌々日に、塩川での女性逮捕が発生したのである。

幸いなことに昨日女性は解放されたようであるが、不当逮捕であることは間違いない。

新聞紙上での情報を見ると、女性が機動隊の指をかんだとある。機動隊は手袋をしている。その上から噛んだと言うのである。

デモに参加している人には自明のことであるが、機動隊の手袋はその辺のかわいい手袋ではない。座り込みをした際にごぼう抜きにあう。夏場であれば半そでの私の腕(上腕)は擦り剝け赤く腫れあがる。エンボス加工の付いた固いゴム手袋である。下手に抵抗をすると青あざが残る。

そんな手袋を、万が一噛んだとしてどれほどのことがあろうか?

まして女性である。

そして逮捕である。

 

機動隊の市民運動に対する厳しさが、一段激しくなってきた。

 

前回のブログの最後に書いたように、機動隊は今後さらに何を企んでくるのか?

皆さんも、注視していて欲しい。