東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
今日の荒々しいカーミージーの海を見ていて、ふっと思った。
唐突に思い出したと言ったほうが良い。
石川啄木の、”雨にも負けず、風にも負けず”、である。
今日のカーミージーは、晴れたり曇ったり天気雨が降ったり、目まぐるしい天気であった。風も強い。
ある意味、今年の年末にふさわしい天気であった。
選挙事務所の片隅で手伝いをして、思うところがある。
議員は何を目的として仕事をするのかと。
首長は何を目的として仕事をするのかと。
更に言えば、なぜ議員を目指すのか、なぜ首長を目指すのか。
今年のコロナ禍の中での浦添市長選挙。
軍港問題が一番の問題であることは間違いないのであるが、コロナへの対策も劣らず大切である。
行ッテ看病シテヤリ・・・
簡単なようで難しいことである。
やはり、政治家とならん者は志が必要であろう。
その覚悟は、傍で見ているより重いのであろう。
カーミージーの荒々しい海が今年最後の、浦添西海岸の表情である。
北風による白波はとても美しい。
カーミージーに本来の穏やかさを取り戻すべく、地上での戦いが始まっている。