具志堅隆松氏の ハンガーストライキ

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(昨日の朝)


昨日の朝8:30から具志堅氏のハンガーストライキが始まった。

私もテント設営で多少の手助けに行ったが、約50名ほどの方々が集まっていた。

 

マスコミ各社の取材に囲まれ、具志堅氏が話をしている。

この話がニュースとなり、記事となり玉城デニー知事・沖縄防衛局の心に届くことを、願う。

 

具志堅氏の要求は至極当たり前のことである。

沖縄の地上戦で亡くなった方々の遺骨収集もまともに行われないままに、工事向けに”土砂”として埋め立てに使われるのである。


正確に言えば、悲しい事ではあるが”既に今まで土砂として扱われ”埋め立てに利用されてきたのである。


沖縄県が、あるいは国がもっと自律的に行うべきであった遺骨収集をなおざりにしてきた過去が、このような無自覚な土砂採掘を見逃してきたのである。


すべてのことは、当たり前であるが今急に始まったわけではないのである。


取り敢えず、それはそれで置く。

 

より問題なのは、今後”軍用基地の埋め立てのためにその遺骨が軍用地に埋められてしまうこと”である。

以前から記しているが、具志堅氏の”遺骨が2度死ぬ”と言う言葉である。


地上戦で亡くなり、遺族のもとに戻ることもなく、また更に戦場へとつながる新基地建設の埋め立て土砂として、海に放り込まれる。


2度死に、そして永遠にそこで死ぬのである。

2度殺されるのである。

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(今日の具志堅さん)

 

昨日は暖かい日であった。

しかし今日は一転寒い1日である。

大きなテントの中でのハンガーストライキであるが、寒い。

夜は、テントの中にキャンプテントを張り寝袋に包まるとのこと。


それでも寒い。

空腹が体を冷やす。

 

具志堅氏は、”予行練習をやったから大丈夫”と言ってはいたが、やはり6日間はきついと思う。

有志の方・支援の方々が付き添っているとは言っても、体が心配である。


玉城デニー知事の、心ある対応を求める。