久しぶりの安和桟橋・塩川。
今週の水曜日に(三日前)、久しぶりに安和桟橋・塩川へと行って来た。
状況は変わっていない。
まず朝、塩川に行ったが抗議参加者が6名ほどであったがすでに機動隊が来ていた。全く何をそう慌てて土砂搬出をするのかという感じである。
とにかくすぐ、機動隊がまとわりついてくる。
ゆっくりと歩行をさせない。背中を突っついてくる。
こちらも幟の棒部分を杖代わりにして、体を支え抵抗するがかまうことなく体を押し上げてくる。
ダンプの台数がそれほど多い印象はないのだが、とにかく邪魔をしてくるのである。
このあと安和桟橋に向かった。
ゴーゴードライブに参加をすることは今回は止め、安和桟橋のダンプ入り口での牛歩デモに加わった。
今回のダンプの特徴は、青信号での対向車線からの右折と共に、反対側からの直行車両の左折進入である。
これをガチガチにやられると、青信号1回で3台のダンプが進入に成功する。
更に赤信号になると、青信号側からダンプが直行車両として進入してくる。
タイミングによっては、2台のダンプの進入を許してしまう。
分かりづらいかも知れないが、視覚的に説明をするならば、ダンプの入り口に立っていると、左から右から正面から間断なくダンプが進入(侵入)してくるのである。
ふざけた話である。
この日、海上ではカヌー隊が頑張っていた。確か抗議ボート(エンジン付き2隻)とカヌー(9隻)で、ガット船の出航を止めていた。
責任者の話によれば、彼他のタイムカウントで1時間15分ほど出航を遅らせることに成功をしたようであった。
大きな成果である。
那覇への帰り道で、うるま市の照屋寛之氏の選挙事務所に寄った。
M城氏と、S長氏にお会いでき話を伺った。
その自治体で合併の効果があったのか?
両氏の答えは、”NO”である。
行政がうまく機能していないとの判断である。
うるま市においては、基地従業者の問題もあり基地問題の争点化は微妙なところがある。
しかし今や沖縄においては、基地返還による経済効果の発展は明白になっている。
財政上も法人税・固定資産税などの恩恵は計り知れない。また、雇用率も上昇をするのである。
聞くところによると、うるま市から他の市町村に勤務する人の割合が高いそうである。
地元企業には、3~5人という小規模な法人がほとんどであるという事情もある。
私は正直、学者政治家或いは学者の首長は好きではない。
専門馬鹿で、広い視点を持てるリーダーとはなかなかなり得ないと感じるからである。
しかし、うるま市の現状を聞いていると、まずは照屋氏に一度”行政チェック”をしてもらうことが必要ではないかと思うようになった。
行政の中から、行政改革を望めるのではないかと思うのである。
もとより私は那覇市民であり、当事者ではない。
しかし、今年の衆議院選挙・来年の沖縄県知事選挙という選挙スケジュールの中で、浦添市長選のように敗れることは、避けなければならない。