方策を探る。
一昨日の夕方、名護の友人宅で集まりを行った。
私を含めての3人であったが、辺野古新基地建設反対活動を行うにあたっての、様々な意見が交わされた。
そのうちの一つをここに記したい。
前回も当ブログに書いたが、オール沖縄会議での決定事項として、辺野古あるいは安和桟橋、塩川港での反対活動の自粛がある。
バスもでない。
緊急事態宣言の中で、本土からの応援も期待は出来ない状況である。
県内有志に頼る現場での行動は、スカスカであり決して密ではない。
自粛の理由はコロナ感染を防ぐことにある。
自粛要請の理由はこれに尽きるのであるが、そうであればコロナ感染対策を整えて、反対活動を行いながらコロナ防護策はとれないのであろうか?
方策として出た二つの方法を整理すると、こうなる。
まずは、密を避ける(既に密ではないのだが)ために、時間差で現場行動に参加することである。
午前、午後、夕方から終了の19時過ぎまで。
例えばこの三シフトに員数を分配するだけでも、多くの方々の参加が可能となる。
バス配車も、各地からの参加を時間差で(時短参加)行う。
現在、ダンプ土砂搬出は安和桟橋と塩川港からがほとんどである。
この現場に、各々常時15人前後の有志が集まるだけでも、絶大な効果を発揮する。
もうひとつの方策は、現場におけるコロナ感染の防護対策である。
高江の闘いの頃などを思い起こす。
夏場の暑い時期は、日射病対策として看護チームが現場に待機をしてくれていた。
今この時期に、全国の民医連の方々の中から有志を募り、沖縄での現場反対活動のサポートをしていただければ百万力である。
辺野古新基地建設反対に賛同される民医連のかたは、全国にいらっしゃる。
今までに座り込みに来ていただいた方も、数知れない。
今こそ彼等の力を頼るべきではないのだろうか。
コロナ感染に関しては、withコロナの中で今後も対応していかなければならない。
ゼロコロナは有り得ない。
感染の波は、当分途切れはしない。
今後も発令されるであろう緊急事態宣言などを考え合わせると、その都度の抗議自粛は得策とはなり得ない。
最善の策ではない。