土地規制法と言う訪問者

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    (奥間氏から購入した図書)

昨日の午前中、土地規制法の問題点を知らしめるためのシンポジウムを行うべく、宜野湾市で集まりをもった。

土地規制法が、今年の6月16日未明に強行採決により成立して、2ヶ月近くが立とうとしている。
この法案は審議入り後、衆議院参議院をあっという間にすり抜け、成立をしてしまった。

多分、一般国民にその詳細を知る者は殆んどいない。
その問題点を知る者も少ない。
その証左として、新聞・テレビに土地規制法の名前も今現在忘れられたかの様に、登場しては来ない。

多分、この法律が施行される時点でバタバタしてしまうだけであろう。
そして我々がバタバタしている内に、施行細則が知らぬ間に決まり施行され、また更なる施行細則が勝手に決められ、この法律が強化され強行されて行く。

そのような事にならない・させない為に、今何を学習するべきか、知るべきか、そして何を行うべきかを準備しなくてはいけない。
そのような考えのもとに、まず知るべきために土地規制法のシンポジウムを行う、と言う集まりであった。(奥間氏も参加)

この土地規制法は日本国内において、特に沖縄県民に対して強い規制を強いるはずである。

米軍、自衛隊が跋扈する沖縄には、国として国民から目を逸らせたい施設と活動が、山のように存在する。
そのための武器となる法律を、国は手にいれたのである。

この土地規制法はその施行にあたり、非常に恣意性の高い性質を持っている。
フリーハンドと言ってよい、自由裁量が与えられているのである。

この辺りの危険性を、沖縄県民は勿論の事、日本国民全体が理解をしていなくてはいけないのであるが、残念ながら実態はそうではない。

しかし、嘆いていても何も始まらない。
"まず隗より始めよ"である。

このコロナ禍の中、会場の確保が難しい。
緊急事態宣言がいつまで続くのか、コロナがどの程度終息するのか?
今のところ、10月に開催する予定であるがまだ未定である。

ただ何もしなければ、ある日チャイムで玄関を開けた時に、宅急便ではなく刑事の姿を見ることになるかも知れない。