塩川港・安和桟橋・そして、辺野古

昨日久しぶりに塩川港・安和桟橋・辺野古に行ってきた。

塩川港では7:50から11:00まで、幟を持った抗議行動を行った。

この時間帯に塩川港にいた市民は8人ほどである。対しての警備員の人数は約100人である。

彼らは約1時間ごとに、交代を行う。炎天下の中であるが市民側も同じ炎天下のもとである。彼らには交代要員がいる。我々には残念ながら交代要員などという、高級な(高給)アシストはない。

現地の警察官も気を使ってはくれる。

”暑いから水分補給は切らさないようにね。のどが渇く前に水分をとってね。警備員の中でも具合の悪くなった人がいるから。”

お前は俺の嫁か!と一言いいたくなるが、面倒なので返事はしない。

”倒れても救急車は呼ばないから”  大きなお世話である。

 

しかし、塩川のデモは大変である。日差しの中、隠れる場所は広い岸壁のなかにはない。安和桟橋・辺野古であれば木陰もあるしテントもある。

この状況の中で本部町の人たちが、毎日頑張っている。

阻止行動は人数が少ないために行えず、抗議行動に徹している。

 

安和桟橋にこのあと行った。30人ほどが入り口でデモを行っている。1時間ほどデモに参加をし辺野古に向かった。

辺野古も参加者は少なかった。スタッフを除けば10人に満たない。

その中での座り込みとごぼう抜きである。

 

暑い・夏枯れ。

仕方のない状況ではある。

言うまでもなくお年寄りが多い市民の抗議である。

ただ夏が来れば秋が来る。多少涼しくなる9月に入れば状況も変わるであろうと思う。

 

踊る捜査線ではないが、事件は”現場”で起こっているのである。

県庁の職員もえらいさんも、涼しいところでの会議も結構であるがもっと現場を見るべきだと思う。

そうすれば、少しでも自分たちの出している”許可”という行為が何をもたらしているかが分かる。

玉城デニー知事との一体感を表明するのであれば、どうすれば工事を止め、あるいは遅らせられるかが分かる。

 

涼しい部屋の中でゆっくり考えている場合では、ない。